Morey St Denis Cuvee des Grives 2000 (Ponsot)

新年最初のブログです。

年が明け1週間が経ちまして、成人の日を迎えようとしておりますが
皆様、明けましておめでとうございます。（遅い！）

今年も料理やワインを通じて、素敵な時間を皆様に提供できるよう
スタッフ一同気合を入れて頑張っていきたいと思います。

さて、本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「モレサンドニ・キュベ・ド・グリーヴ」造り手はポンソです。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

数々の有名なドメーヌが軒を連ねる中
このモレサンドニ村において確固たる地位を築きあげ
多くのワインラバー達を唸らせるのがこのドメーヌ・ポンソです。
僕も大好きな造り手の一人であります。

現在ドメーヌを仕切っているのは4代目ローラン・ポンソ。
とにかくワイン造りは「完璧」といってもいい程のこだわりを感じさせます。

昨今の自然派ワインブームのおかげで「SO2不使用」
という言葉を耳にする事が多々ありますが
このポンソは30年以上前からそれに取り組んでおり
瓶詰めの段階で極少量加えるだけです。

又、他の造り手が特級畑のブドウに当たり前のように使用する新樽も一切使用しません。
その為、ワインは果実の凝縮感に富んではいるものの重たさは全く感じず
シルキーで喉ごしの軽やか、それでいて旨味がギュっと詰まった味わいです。

若いヴィンテージでは大変な気難しさをみせますが
今回のように10年以上の熟成を経た物は、柔らかさと集中力のあるエキス分を楽しめ
なによりピノ・ノアールの持つ果実味の鮮やかさとモレ・サンドニの個性を
これ程までに忠実に再現できる造り手は数少ないと思います。

「ドメーヌ・ポンソ」
機会があればお試し下さい！


田原