Nuit Saint Georges Les Hauts Poirets 2005 (Jayer Gilles) [フランス・ブルゴーニュ]
言われなくても分かってると思いますが今日から2月です。
1月は何かとバタバタしておりましてブログの更新も久々でございます。
さて、本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「ニュイ・サンジョルジュ・レ・オーポアレ2005」です。造り手は「ジャイエ・ジル」
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
かの神様「アンリ・ジャイエ」の後継者の一人とされている人です。
この方のお父さんがアンリ・ジャイエの従兄弟にあたる為
その事ばかりが取りざたされますが
この方のお父さん「ロベール」はDRC伝説の醸造長 故「アンドレ・ノブレ」に師事し
DRCの醸造を担っていた素晴らしい方です。
醸造は当然ながらDRC、そしてアンリ・ジャイエ同様
新樽100%を用い、除梗しないまま醸しを行います。
果実味と旨味を最大限まで引出し、新樽に負けないだけの骨格を造りだします。
今回のこのワインは2005年ヴィンテージでまだまだ若さは否めませんが
そろそろ抜栓してもいいかな?というレベルだと思います。
(ソムリエによってはもう5,6年って言われるかな?)
力強いタンニンが際立ち、透明感のある軽やかでいて目の詰まった果実味
余韻の長さが印象的で、潤いと優しさに満ちた艶のある味わいです。
もう3,4年若いヴィンテージだとまだタンニンだけが際立ち
「美味しい!」と感じられるレベルではないと思います。
なのでギリギリセーフ?といった所かな?
しかしまだ飲み頃に達していない熟成を必要とされるワインを
平気でお客様に提供しているお店も沢山あります。
一抹の虚しさを憶えますが!!!
それはそれでそのお店のスタイルですからしょうがありません。
ジャイエ一族のワイン。飲み頃になってから飲みましょう!
2月は逃げる。逃げないうちに沢山ワインを飲みましょう!
田原
2012-02-01 19:08
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0