Meursault 1er Cru Charmes 05(Coche Bizouard) [フランス・ブルゴーニュ]

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本日ご紹介のワインはブルゴーニュの白ワイン「ムルソーシャルム2005」
造り手は「コシュ・ビズァール」です。

昨日カウンターにご来店されたフランス人のお客様に飲んで頂きました。
この方はブルゴーニュの白ワイン「シャブリ」の造り手で「ドメーヌ・セルヴァン」の醸造長。
というか、まさにそのセルヴァン氏です。
お近くのお寿司屋さんでインポーターさんとお食事をされた後、ご来店頂きました。

うちのお店もこの方のワインをかなり前から使わせてもらっていますが
非常にミネラリーで、酸味の豊かなシャブリらしいシャブリを造られる方であります。

勿論ではありますが、うちのお店のワインリストに載っている
シャブリ地区からマコネ、コート・ド・ボーヌ地区にかけての生産者達は知り合いだらけ。
その中でも仲良くしている、この「コシュ・ビズァール」のワインを飲んでやるか!
といったノリでこれを選ばれました。

ムルソーの造り手で「コシュ・デュリ」という帝王のような生産者がいますが
このコシュ・デュリの親戚にあたるのが今回のコシュ・ビズァールです。

この造り手の話になるといつも「かのコシュ・デュリの」。。。。
みたいな安っぽい見出しになりますが(まあ、今回もそうなりましたが)
コシュ・デュリと比較されるのはお値段もかなり違いますし可哀そうかな?
この方のワインはほぼフランス国内のレスランで消費されますから
日本ではまだまだマイナーと言ってもいい造り手ではありますが
近年、日本でも急激に注目を集め始めました。
(インポーターさん変な値付け止めてね!)

この造り手の特徴として、「エルヴァ―ジュ」と言われる
発酵後に行われる樽での熟成ですが、これを約20か月間、小樽で行います。
こんなに長期間にわたって樽を使うと「樽味」になるのでは?と思われがちですが
以外に控え目な樽香で、飲んだ後からじわじわとバニラや胡桃の風味が上がってきます。
更にこのシャルムと言う畑は平均樹齢65年と言われますから
地中深くまで伸びた根からワインに複雑なタッチを与えます。
凜とした酸の上に様々な要素の味わいが乗っかってくる。そんな感じでしょうか?
まさに古樹からのブドウ特有のキャラクターだと思います。

「上質なシャルドネ」と言う言葉がピッタリなワインだと思います。
かのコシュ・デュリの。。。。
是非、お試し下さい!
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宴は朝方まで続きました。。。(右の割腹の良い方がセルヴァン氏です)
「ドメーヌ・セルヴァン」氏のシャブリも今度ご紹介します。


田原







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