Coteaux Champenois Grand Cru Ambonnay Rouge 2004 (Egly Ouriet) [シャンパン、スパークリング]
サッカーユーロ2012のおかげで寝不足な毎日が続いていますが
今日も頑張って営業いきます!
本日のワインはシャンパーニュ地方の赤ワイン
「コトーシャンプノワ・グランクリュ・アンボネイ・ルージュ」
造り手は「エグリ・ウーリエ」です。
初めてご来店頂いたお客様に飲んで頂きました。
シャンパーニュの赤ワイン?少々紛らわしいですが???
昔、シャンパーニュ地方では
育てられたピノ・ノワール種のブドウで沢山のスティルワイン
(スパークしてない普通のワインの事です)が造られていました。
シャンパンを造るようになってから徐々にワインの生産量も減っていきましたが
現在でも少量ながら上質な赤ワインが生産されています。
近年のシャンパンの世界で「RM」の2代巨頭等と言われる
シャルドネのジャック・セロス。ピノ・ノワールのエグリ・ウーリエですが
まさにこのエグリ・ウーリエがアンボネイ村で手塩にかけて育てた
ピノ・ノワール100%で造られる赤ワインは、以前このブログでもご紹介しました
ドミニク・ローランの「マジック・カスク」を用いて醸造されます。
抜栓したてから甘美で優雅、気品のある香りが立ち込め
何処までも優しく、柔らかく、伸びやか
繊細さとふくよかさが喧嘩せず同居していて
彼が造るクリーミーでミネラリーなシャンパンとの共通項を感じさせます。
「白ワインを美味しく造る造り手はやっぱり赤ワインも美味しい!」
と何度もこのブログで言ってますが
「シャンパン造りの名人は赤ワイン造りも名人」というお話でした。
余談ですが、ジャックセロスの造るロゼ・シャンパンは
エグリ・ウーリエのピノ・ノワールをブレンドしているそうです。
ジャイアント馬場とアントニオ猪木のドリームタッグチームみたいな物です。
セロスのロゼシャンパンも沢山ありますのでお試し下さい!
田原
2012-06-21 17:19
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0