Pascal Doquet Grand Cru Blanc de Blanc 1999 [シャンパン、スパークリング]

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毎日仕事から帰ってオリンピック漬けです。
寝ようと思うと柔道が始まり、又、寝ようと思うとバレーボールが始まり
昨日はダンヴィーヴァの阿部と焼き鳥屋に行き
オリンピックと関係なく寝不足です。
ですが、金曜日。気合を入れて営業行きます。

さて、本日はシャンパーニュのご紹介です。
「パスカル・ドケ・グランクリュ・ブランド・ブラン1999」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

シャンパーニュ地方のAOC(原産地呼称名称)を認められているのは
マルヌ、オーブ、オート・マルヌ、エーヌ、セーヌ・エ・マルヌを含めた計5県
313市町村、34500haに限定されており
この地区から造られるスパーリングワインをシャンパーニュと名乗る事ができます。

更にシャンパーニュの格付けでワインとの圧倒的な違いは
スティルワインの格付けが特級、1級、等々畑毎でランクを決めるのに対し
シャンパーニュは村毎に格付けされています。
これはネゴシアン業が主流だったシャンパーニュにおいてブドウを売買する際
取引き金額の目安を決めるのに都合がよかったそうです。
100%グランクリュに認定されている村だと
その年のブドウの流通価格が例えば1キログラム300円だとしたら100%の300円で売れる。
逆に80%の村だったら240円でしか買ってもらえない。といった感じです。
ただし現在は自由価格制ですのでこの方法は用いられていません。

そしてシャンパーニュで特に秀逸な地区として
コート・デ・ブラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、モンターニュ・ド・ランスの3つが挙げられますが
このコート・デ・ブラン地区の中のル・メニル・シュール・オジェ村で造られるのが
今回のシャンパンです。

ソムリエ教本に載ってるような退屈な話が長々と続きましたが
この村の特徴として、エレガントで長命、ミネラリーなシャルドネを産みだし
ブラン・ド・ブランの聖地とも言える村です。
有名なクリュッグの「クロ・デ・メニル」もこの村から生み出されます。

このパスカル・ドケも「クロ・デ・メニル」に劣らず?(言い過ぎ?ですね)
ミネラル感満載で美しく上品でキメの細かい泡と柑橘系の香り
豊満な果実味とナチュラルで実直な構造。温かみと親近感を覚える味わいです。

シャルドネの聖地ル・メニル・シュール・オジェからのシャンパン
是非お試し下さい!


田原

追伸

今週の日曜日8月5日、月曜日6日は店休日とさせて頂きます。
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