Pommad 1er Jarollieres 1999 (J.M Boillot) [フランス・ブルゴーニュ]

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オリンピックのおかげで寝不足でございます。
今朝の女子レスリング2階級金メダルは感動でした。
明日はなでしこ決勝戦!みんなで応援しましょう!

さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「ポマール・プルミエ・ジャロリエール1999」
造り手は「ジャン・マルク・ボアイヨ」です。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

個人的に非常に大好きなドメーヌの1つです。
かの天才醸造家「エチエンヌ・ソゼ」の孫にあたり
1980年代にこの「ソゼ」の畑を相続してからドメーヌの歴史が始まりました。
(兄弟にあたるジャン・ボワイヨ・エ・フィスからも畑を相続しています。)

それ以前は「オリヴィエ・ルフレーブ」で醸造長を務めていた事もあり
どうしても「ボワイヨは白ワイン!」みたいなイメージが先行してしまいますが
(まあ、その通りですが)
実際は秀逸な赤ワインも沢山造られています。

今回のこのポマールは「ジャロリエール」という1級畑の物で
マット・クレイマー曰く 「非常に熟成の進み具合が早い畑である」との見立てですが

確かに!ブルゴーニュビックヴィンテージの1999年ですから
まだまだ「固さと若さハツラツ!」といったイメージかと思いきや
トリュフのような熟成香の立ち上がりがプンプン!
シルクのような舌触りから熟したベリーのアタック
残り香に腐葉土や木の皮、ナツメグのニュアンス、複雑性の中にもパンチが効いていて
長い時間、余韻となり脳裏に訴えかけます。

かの「プスドール」にも引けを取らないスケール感を持っていると思います。

「ボワイヨの赤ワイン!」
是非お試し下さい!


田原


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