Bonnes Mares Grand Cru 2004 (Drouhin Laroze) [フランス・ブルゴーニュ]

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雨が降ったり止んだりと嫌ーなお天気ですが
東京には久々の恵みの雨、我慢しましょう。

さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン「ボンヌ・マール」
造り手は「ドルーアン・ラローズ」です。

昨日、常連様B様に飲んで頂きました。
そして、いつもながらご馳走さまでした。
先日、六本木のとあるホテルのラウンジでこのワイン(全く同じヴィンテージ)
を飲まれたそうですが、うちのお店の価格より12000円も高かったそうです!
ホテル価格等と言いますが。。。
こんなご時世でも高級な場所では強気な商売が出来るようです。

この造り手は以前にも何度かブログでご紹介した事があると思いますが
個人的にも大好きなドメーヌです。
1850年創業、ジュブレ・シャンベルタンに本拠地を構え
グラン・クリュを6つ、プルミエ・クリュを5つもお持ちのまさにスタードメーヌ
泣く子も黙るドルーアンです。
(泣いた子が黙ったかどうか?は分かりませんが)

ブラック・ベリー等の黒系果実のアタックからソフトな酸味
ジュニエブルやクローブのようなエキゾチックな香りに続き
パンチのある野太いタンニン。堅牢な骨格ながら、いわゆる「堅さ」は感じず
親しみ易い黒木瞳のような優しく高貴な表情を魅せてくれます。

果実の抽出を極限までやった「甘さ」が先行した味わいでは無く
エレガンスやフィネスを抽出した「香りを楽しむワイン」の究極だと思います。

ソムリエさん的には
同じジュブレのトップ・ドメーヌ「クロード・デュガ」とは対極だと言われます。
別に「クロード・デュガ」批判ではありません。ミレジムさん。

古典的な造りで長期熟成させてポテンシャルを発揮するワインだと思いますが
意外に若いヴィンテージの物を飲んでもしっかりと美味しいのが
ドルーアンのワインの不思議な所であります。
5年後ぐらいがピークだろうけど、今飲んでも充分美味しい!みたいな

泣く子も黙るドルーアン(僕の勝手なキャッチコピーですのであしからず)

お試し下さい!


田原
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