Latricieres Chambertin Grand Cru 1994 (FAVELEY) [フランス・ブルゴーニュ]

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日々寒さが増しておりますが、みなさん体調はいかがでしょうか。

寒さにはめっぽう弱い、東北出身のアルバイト塚野です。

ブログ初登場です。よろしくお願いします。



さて本日ご紹介のワインは「ラトリシエール・シャンベルタン’94」

造り手は「フェブレイ」です。



ラトリシエールシャンベルタンはシャンベルタン(グランクリュ)に隣接するグランクリュの畑で、

豊富なウーライト石灰岩質の土壌で構成されており年間気温が少しだけ高いという特徴を持っています。

また一般的に力強いといわれるシャンベルタンに比較すると繊細で女性的な味わいが多いのも

このラトリエールシャンベルタンの特徴だとも言われています。



このワインの作り手「フェブレイ」は歴史が古く、1825年ニュイ・サン・ジョルジュに設立されました。

所有する畑の総面積は120ヘクタールにも達し、ブルゴーニュの大手と言えます。

フェブレイはネゴシアン(ブドウ農家からブドウを購入し、自社ワインを造ったり販売する業者)としての

イメージが強いように思われがちですが、自社畑のブドウから造られるいわゆるドメーヌものが約7割以上を占めているため、ドメーヌとしてネゴシアン部門を持ってるというのが実際のところのようです。



ワインのヴィンテージは94年。

一般的には平凡な年と言われていますがそれも造り手によって、味わいのクオリティに大きく差がでます。

特に今回のフェブレイの造るワインは全体的にクオリティが高く、品質が安定しているため、

決して良年と言われるヴィンテージではなくても非常においしく味わうことができます。



抜栓直後はタンニンが舌にまとわり、固い印象を受けますが、

デカンタして数十分後、どんどん味わいは優しい丸みを帯びて、

土壌の特徴を表すような繊細で独特な香りがたってきます。

飲み口はクリアなので、するすると飲み進めてしまいそうになりますが

時間を追うごとに柔らかく変化していきますのでゆっくり時間をかけて

飲むのもこのワインの楽しみ方の一つかと思います。



まだまだ寒さが厳しくなる日々が続きそうですが、

是非このワインを飲んで冷えた体を温めましょう!



塚野
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