Ruchottes Chambertin 2000 (Frederic Esmonin) [フランス・ブルゴーニュ]

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徐々に梅雨の気配が感じられ寒暖の差が激しい季節になってまいりました。
新入社員でもないですが、若干五月病の症状を感じる今日この頃。
どうも、塚野です。

ウィキペディア情報によると五月病とは、抑うつ、無気力、不安感、焦りという症状があるそうで
対応策としては、気分転換やストレスをためないように心掛けるのが良いそうです。
また、ご友人と会うのも良いとのことで、五月病らしき症状を感じる方は
ぜひ繭にてご友人とお食事などいかがでしょうか!
ただしご丁寧にも食事やアルコールに頼りすぎる事は注意、との記載がありますので
ほどほどに。。

さて本日ご紹介のワインは 「リュショットシャンベルタン’00」、
造り手は「フレデリック・エスモナン」です。
この日ご傷心だった常連のB様に飲んで頂きました。
もしや五月病ですか。。。?

フレデリック・エスモナンはクロ・ド・ベーズ/シャンベルタン/マジ/リュショット/シャルム
それにクロ・ド・ヴージョといったグラン・クリュを持ち
エストゥーネル・サン・ジャック/ラヴォー・サン・ジャック/シャンポネ等の
プルミエ・クリュもドメーヌ元詰めでリリースしています。

1988年から元詰めを始めていますが
それ以前は生産量の大半をルイ・ジャドやドルーアン、ルロワ社といった
超有名ネゴシアンにワインを供給していたようです。
元詰めを始めた現在でも、地方名や村名ワイン等はネゴシアンに樽で売却し
リリースするのはドメーヌの名に値するワインだけ、というこだわりぶり。

そしてリュショット・シャンベルタンはブルゴーニュを代表する生産者
ドメーヌアルマン・ルソーのモノポール「クロ・デ・リュショット」があることでも知られています。

標高が高く風通しのよい場所に位置し小石が混ざる石灰質の多い土壌であることから
耕作がしづらい厳しい環境下にありますが
この環境下で造られた上質なワインは、上品で酸が高く、ミネラル感を強く感じられるのが特徴です。
また長期熟成型らしいワインで、ブドウの濃縮感の中に適度に甘みを残しつつ
果実味による酸とジュブレシャンベルタンらしいタンニンもしっかりと感じられるかと思います。

今回のワインは抜栓直後、まだ固い印象で少し酸が強く感じられたためデカンタージュを行いましたが
ブルゴーニュグラスから溢れだす香りは素晴らしく芳香で
これから確実に爆発的美味しさを発揮してくれるのだろうな、という期待が高まります。

そして思った通り!
徐々に力強く柔らかいうま味と長い余韻が全面に表れ、見事な味わいになりました。
なかなか個性的な特徴があるワインですが、飲んで納得の良質なワインで
この価格でこの味わいを感じられるのであれば、まさにコスパ高し!

ちなみにこのワインを飲み終える頃には、ご傷心だった常連様も他の常連様と楽しく会話されて
元気いっぱいになってお帰りになりました!
美味しいワインの効果は素晴らしい!
売れきれてしまう前に是非、お試しくださいませ!

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